老後の持ち家は売却するべきか?考えるべき重要な3つのこと

老後を考える

子どもも独立したし、いまほど大きな家もいらない。管理のほうが大変だし。

こんにちは。あなたが持ち家を所有されているなら、同じように考えているかも知れません。

わたしの両親も、子どもの独立が見えてきて、今の家が子育て環境を重視して選んだため

  • 駅から遠い
  • 職場から遠い
  • 住みたい街ではない

などの理由から、いまの家を売却して住み替えを検討しています。

しかし、『子どもが独立して自由になったから』といって安易に売却・住み替えをするべきではありません。

しっかりと、売却・住み替え時に考えるべき3つのことを抑えてうえで、検討を進めましょう。

ライフスタイル

まずは、ライフスタイルです。

交友関係、趣味と言い換えてもいいかもしれません。

要は、『老後の余生をどのように過ごしたいか?』ということです。

例えば、

『ママ友として仲良くしてきた友達とこれからも仲良くしていきたい。』

『長年興味のあった写生をしてみたい。』

『いろいろなところに旅行に行きたい。』

『いっぱい孫に会いたい。』

などなど、これから何をしたいかによって、持ち家を売って住み替えるのか、そのままいまの場所に住み続けるのがいいのかは変わってきます。

まずは、これからどう過ごしたいか?を考えましょう。

これからのライフスタイル = 余生をどのように過ごしたいか を考えましょう!

お金

お金の問題は生き続けている限り頭を悩ませます。

相続税まで考えると天国からも気にしなければならないかもしれないほど、大きな問題です。

持ち家を売却して、住み替えを考えるときには

  • 現在ローンが残っているか
  • いくらで売却できそうか
  • 売却・ローン完済後、残ったお金で新たに持ち家を購入できるか、または何年分の賃貸料を払えそうか

最低限これだけは考えておくべきでしょう。

現在ローンが残っているか

例えば、以下のケースで考えてみると、65歳時点でローン残高は1,650万円ほどです。

借入金額:5,000万円
借入期間:35年間
金利:1.2%固定金利
返済:12.5万円/月、25万円/ボーナス
借入年齢:40歳

いくらで売却できそうか?

持ち家がいくらで売れそうかということも把握しておきましょう。

簡単には、自宅の周りで売りに出ている物件の売り出し価格などを参考にすることで大体の売却価額は予想できます。

不動産の売却価額には、複数の要因が関係しますので、まずはプロに頼んで査定してもらうことをおすすめします。

無料査定を行っているところも多いので、正確でない売却価額を前提に売却することを検討するくらいなら頼んでしまいましょう。

売却後残ったお金で次の住まいは用意できるか?

例えば、上記のケースの持ち家が4,000万円で売れた場合を考えてみましょう。

ローン残高の1,650万円を完済して、手元に2,350万円残ります。

場所にもよりますが、ふたり暮らし用の2LDKの中古マンションは購入できそうです。

また、賃貸の場合では家賃10万円/月の物件なら、約20年の後には手元の2,350円はすべて家賃に使ってしまうことになります。

このように、持ち家を売却するかの検討においては、出来る限り具体的な金額を確認することが大事です。

出来る限り具体的な金額を把握することが把握することが大事。持ち家の売却価額もプロに頼んで把握しましょう。

健康寿命

『健康寿命』という言葉自体になじみがないかもしれません。

かくいうわたしも『ナニソレ?』という感じでした。

健康寿命(けんこうじゅみょう、Health expectancy, Healthy life expectancy)とは
日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと
引用元:Wikipedia

厚生労働省がまとめている『第12回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料』によると、

日本人の健康寿命は、男性:72.14歳、女性:74.79歳(2016年調査時点)とのことです。

つまり、医療・介護に依存せずしたいことが出来るのは、65歳の定年後平均して7~10年ほどしかないということです。

平均寿命と比較すると健康でいられる期間は限られています。

例えば、健康寿命後、要介護状態になった場合、在宅で介護を行う場合と施設で行う場合とでは、かかるお金に大きな違いが出ます。

在宅介護:4.6万円/月、施設介護:11.8万円/月と、施設の場合およそ2倍以上になります。

売却せず、健康寿命後も持ち家だった場合には金銭的に楽でしょうが、施設となった場合には大変です。

持ち家を売却するときには、自分の健康寿命まで考えなければなりません。

最後に

老後、持ち家を売却するべきかどうかについて、3つの視点から考察しました。

一番大事なのは、これからのライフスタイル = 余生をどのように過ごしたいかです。

お金の問題や健康の問題は、どう過ごしたいかを考えてから検討しても遅くはありません。

『お金や健康ばかり考えて、したいことが出来なかった。。』など、もったいないことにならないように、

考える順番に気を付けましょう。

コメント

  1. […] 老後の持ち家は売却するべきか?考えるべき重要な3つのこと […]

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