老後は賃貸と持ち家のどちらに住むのが望ましいのか?

老後を考える

『賃貸と持ち家、どちらに住むのが賢いのか?』

これは『愛かお金か?』と同じくらいに、私たちにとって永遠のテーマですよね。

私は現在、賃貸に住んでいます。
これから家族が増えるかも知れませんし、転居を伴う転勤を命じられたり、転職するかも知れません。
まだまだ人生において、不確定な要素が多いため、いますぐに持ち家を買おうとは思っていません。

いますぐに買おうとは思いませんが、
家族構成がある程度見えてきて、子供も大きくなり、仕事も落ち着いたとなれば、
「いつかは持ち家」とも思っています。

あなたも私と同じような状況かも知れません。
あなたも恐らく私と同じように「いま」を起点に「賃貸か持ち家か?」を考えることは多いと思います。

しかし、子供が巣立ち、定年退職したあとの老後は賃貸がいいのか、それとも持ち家がいいのか?
これをいままで考えたことはあったでしょうか?私は全く考えていませんでした。

老後の住まいとして賃貸を選ぶべきか、持ち家を選ぶべきかを考えるのは、
現役時にどちらにするべきか考えるのとは、また違った視点が必要になります。
老後を考えず、現役時の利便性や必要性だけを考えて賃貸か持ち家かを判断するのは危険です。

どちらを選ぶべきなのか、一緒に考えていきましょう。

『賃貸か持ち家か』は老後まで考えて判断しましょう!現役時の利便性等のみを考えて決定するのは危ない!

老後の住まいとして、賃貸と持ち家はどちらが選ばれているか?

実際に老後の住まいとして、どちらを選んでいる人が多いの?

国(内閣府)が『高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況』を調査しまとめた、『平成30年版高齢社会白書』に
「65歳以上の者の住まい」の状況がまとまっています。

それによりますと、65歳以上の82.7%が持ち家に住んでいるということです。
ただし、単身者の持ち家の割合は65.6%と平均より低く「誰と暮らしているか」によって、持ち家の割合は変わります。

引用:『平成30年版高齢社会白書』(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/zenbun/30pdf_index.html)

平成30年の調査では、老後は持ち家に住んでいる人が8割以上と圧倒的に多い。(賃貸:持ち家=17.3:82.7 )

老後は持ち家に住んだほうがいいのか?

持ち家を選んでいる人が多いことは分かりましたが、そのことで一概に

『老後に住む家は、持ち家がいい!』

と言い切れるわけはありません。

賃貸と持ち家のメリットデメリットを丁寧に考えていきましょう。

住む場所の変えやすさ(賃貸:メリット、持ち家:デメリット)

ついこの間までの上司が

家を買った途端に、転勤を命ぜられた。駅近でもないし貸し手が付くだろうか、、

と悩んでいました。

転居を伴う転勤を命ぜられる会社にお勤めの方は、そもそも現役時代に持ち家がネックになることも多いですよね。

これは、老後においても言えることで、例えば

  • 息子・娘が結婚して、地元を離れている。「面倒を見てくれる」と言うが持ち家を手放す手間がかかる。
  • 近くに駅やバス停がなく、不便。昔は車で買い物に行っていたが、最近は運転が怖い。
  • 徒歩で行ける範囲にスーパーがあったが、最近つぶれてしまった。
  • 現役時はあまり気にしていなかったが、近所に総合病院がない。

このように、『動きたいのに、動けない』というリスクを抱えることになります。

長生きしたときにかかるお金(賃貸:デメリット、持ち家:メリット)

持ち家はローンさえ払いきってしまえば、あとにかかるのは固定資産税くらいなもので月々の住宅費は長く住めば住むほど安くなります。

一方、賃貸の場合は住み続けている限り、毎月一定の金額がかかってきます。

また2年ごとの更新料もばかになりません。

長生きした時にかかるお金は持ち家のほうが断然安く済みます。

住み続けられる可能性(賃貸:デメリット、持ち家:メリット)

賃貸の場合は、そこに住めるか住めないかは大家さんの一存が大きくかかわります。

賃貸は2年ごとの更新が必要な場合があり、そもそも更新のタイミングで契約を切られてしまう可能性もあります。

その場合は次の部屋を探す必要がありますが、そもそも高齢であることから収入面・健康面を理由に貸してくれないこともあります。

そのリスクを避けるためにUR賃貸住宅の「高齢者向け賃貸住宅」などの支援制度も確認しておくのが大事です。

最後に

老後に住む家として、賃貸が良いのか持ち家が良いのかは、あなたの置かれた状況を

  • 収入・貯蓄
  • 転居を伴う転勤の有無
  • 親族・家族構成
  • 現役時代の希望の暮らし方
  • 老後の希望の暮らし方

など、複合的に考える必要があります。

そのためにも、

  • お金のこと
  • 不動産のこと
  • 高齢者支援の制度

など、知っておくべきことは山のようにあります。

不動産のことが分かっていなかった。
せっかく「資産」だと思って家を買ったのに。。

なんてことにならないように、しっかりと勉強していきましょう。

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